2018/10/2

バヤデールよりニキヤのバリエーションの練習の1コマです。

 

自分に合うと言われる役柄、自分が好きな踊り色々ありますが、音楽と感情表現が踊りのステップとピタリと自分の中でマッチする瞬間があります。

この踊りもそのような感覚を持って踊れた作品のひとつで幸せでした。

 

バレエはセリフのない劇、音楽と共に身体で表現する物語である。

たとえストーリーのない抽象バレエでも身体の動き自体が音楽にならなければいけない。

どんな踊りに取り組むときも一番大事にしていることです。又さらなる挑戦を続けたいと思います!

 

2018年1月より、広尾に”音と動きの空間”名付けてミレートスを開きました。

ヨーロッパには昔ながらの文化として、貴族の家で芸術家や文化人が集まり交流する場所としてサロンというものがありました。いろいろな分野の芸術家たちがお互いに刺激を受け合いながら各方面で素晴らしい作品を生みだしました。その名残でヨーロッパには気軽に芸術を日常で楽しめる場所がたくさんあります。

ミレートスでは肩肘張らずに芸術に触れてもらえるよう、そして楽しんでもらえるような企画をいっぱい考えています。舞踊、音楽、絵画、文学全てが密接な関係にある、知れば知るほど面白いことです。

 

ピアノと踊りのパフォーマンス、楽器のコンサート、音楽について深い知識も学べるピアノフォーラム、体の仕組みまでを理解していけるストレッチクラス、柔軟な子供のうちに良いもの、美しいものに触れて感性を育ててあげたいとのことから子供を対象とした芸術イベント、音楽について、舞踊についてのレクチャー、体験会など。。

是非皆様一度遊びにいらしてくださいね。 www.mirethos.net   FB Mirethos

2017/5/18

前回の投稿からちょっと時間が経ってしまいましたが、いろいろ心境や状況の変化がありました。

これからこの場を借りて自分のバレエに対する思想などを書いていきたいと思います。

 

次回のテーマは子供の教えについて!長年いろいろ考えてきましたが、今自分の中で一つの形としてまとまってきてるように思いますので書いてみたくなりました。

読んでいただけたら嬉しく思います。

 

長年教えてきてる中で、毎回より良い教え方というのを思考錯誤しながらやってきました。大人への教えの中には又少し違う要素も含まれますが今日は子供への教えについて!

 

特に日本においてはバレエを習いに来る子供たちの全てがバレリーナを目指しているわけではないという状況で、バレエということだけではなくもっと大きな意味で子供の将来ということを考えて子供たちを見るようになりました。

子供をじっくり見ているといろいろな事がわかってきます。そして言動、行動にその子なりの意味がちゃんとある事がわかります。やる気がなさそうにしながら毎回休まず来る子はバレエが嫌いなのではない。自分では出せないけど自分の中にあるものをわかってほしいと願っている。ステップがなかなか覚えられないから下手ではない。体の歪みによって体が自分の感性に反応できないだけ。体は硬いけど優れた音感を持っている子、いい加減と紙一重だけど想像力、発想力がものすごい子、そして大きな意味で子供は大概本能で正しい事を理解する力を自然に持っていると。

 

バレエは決められた型がありきちんとした基礎をマスターしなければ進めない習い事だから難しさはありますが、

型にはめて教える事はできないと思っています。少なくとも小学校高学年までは、それぞれの子供が持っているものを最大限に出させて、上から押さえつけて教えるのではなく自由にやらせながら間違った方向へ行きそうな時だけ戻してやり

常に子供に美しいもの、真実のものに触れさせ体感させる事だと思っています。子供を教える上で一番やってはいけないのは目先の結果を作る事、他人と比較すること、やらなければいけないのはどんな変化にも対応できる体と頭を作る事だと考えています。

 

小さい子がすごい事ができる、早熟の天才という事に重きがいきがちですが、10代でできるすごい事は20代になったら普通の事になってしまう、年齢とともにどんどん良くなっていく事がすごい事。そのための根を作るということを思い教えています。

 

 

2017/1/20

新年明けましておめでとうございます。今年はパリで新しい年を迎えました。久しぶりのヨーロッパでのバレエ研修はとても沢山の学びがあり充実したものになりました。SS Ballet Classのホームページのブログにも少し書きましたが、今回ヨーロッパというバレエが生まれた土壌があり、文化としてバレエが根付いている場所でいろいろなことの違いを再確認した滞在になりました。

いろいろな先生のクラスを受け様々な教え方とメソッドを体験してみた中でやはり良い先生は個々の体型や資質、条件の違いを見抜いて見た目ではなく個々に適した指摘をする、メソッドや形は一つの手段であってそれが全てではないことを知っていると思いました。同じ問題点をどういう言い方で直すか、どんなアンシェヌマンを組むか、すごいダンサーが必ずしも優れた教師ではない、先生にとって大事なのは見る目と正確な身体の知識、そしてバレエを総合芸術として舞台で踊るということはどういうことか理解してることだと再実感しました。そして生徒側にも自分にとってためになるクラス、相性の良い先生を選び取る力と意思がなければいけないということ。

 

ダンサーとしての観点からは今回どの先生のクラスからも発見があり、自分に欠けてるものがよく理解できると同時にダンサーとしての自分の長所、短所をはっきり自覚することができました。いくら頭では理解していても日本のように個が個でいるのが難しい、ストレートでいるのが難しい国の空気の中ではうまく自分と向き合うのが大変ですが、向こうで全く他人との比較がない国で私が私以外の何物でもないとなれて良いものを得てこられたと思います。

ただ日常でも自分の意思がはっきりしていないとやっていけないのと同じでバレエにおいても全く違った骨格、体感、意識を持っている人々の中でバレエを学ぶには骨格の差からおきるバレエにおいての身体の違い、動きの違いを知っていること。それに対して正確な身体への知識を持っていることは絶対必要だと感じ日本で柴田先生に習うことができたのはありがたいことだと向こうにいながら感じました。日本にいると手取り足取りに慣らされてしまいますが、どんなものからでも学べるかどうかは本当に自分次第ですね!

今年は学んできたものを加えていかしつつ更に踊り、教え共に進歩していけるよう頑張ります。

 

 

2016/11/20

発表会は無事終了いたしました。舞台での学びはとても大きくこれからも舞台を多く踏んで進歩していきたいと思います!今年は年末1ヶ月ほどバレエ研修でパリに行ってきます。来年に向けて新たなスタートとなりますよう!又舞台情報アップしますので来年も応援よろしくお願い致します。

この前の舞台後生徒達と記念にパチリ!!

2016/10/20

 

今年はあまり季節の良い秋を実感せず夏から冬へと目まぐるしく気候の変化についていくのが大変でしたが、あっという間に年末が近づいてきて1年の早さにびっくりです。

今年は色々と実りの多かった1年でした。

11月15日に次の舞台、主催する教室の発表会があります。全幕ではないですが白鳥のバリエーションと黒鳥のグランパドドゥを踊ります。

練習を積んでいくたびに白鳥の湖が古典バレエの最高傑作と言われバレエといえば白鳥の湖と言われるわけがわかるほどこのバレエを踊る難しさを感じてきました。技術ができれば良いわけではない、思いを込めれば良いわけではない、白鳥、黒鳥の独特のスタイルを身につけ、なおかつ物語を正確に体で語れなければいけない。。

回転の仕方、脚の上げ方、バランスの取り方、タイミングの取り方、そういうものが白鳥なら白鳥、黒鳥なら黒鳥、他の踊りならそれに応じたものになれば、たとえ物語を知らないで見ている観客にも物語が良くわかる。バレエとは喋らない、体で語るもの。技術がなければ踊れないけれどバレエにおいての技術とは本当に全ての技術が表現になったときだと今回踊りこんでいく中で改めて強く思い深めてきました。

まだ1ヶ月ある中で更に掘り下げていきたいと思っています。